天白ギター教室 ギター講師 森 拓也です。
今回は「挫折と成長」書いていきたいと思います。
ギターを弾いていると、自分より上手い人ってごまんといますよね...
始めたての頃は特に「みんなギターうますぎ!」
って思うかもしれません。
そこから刺激を受けて「よし自分も頑張るぞ!」
となる人はいいのですが...
「みんなと比べると自分が下手でへこむ」
とか思ったりしたことないですか?
そのままへこみ続けて、せっかく始めたギターを辞めてしまったり...
今でこそギターの楽しさを伝えるお仕事をしていますが、実はギターを挫折した事があります。
僕は中学一年生の時に東京から名古屋へ引っ越してきて、その際にギターを始めました。
最初の頃は転校したばがりでなかなか馴染めず、日々そわそわしながら過ごしていたんですが、そんな自分に対していつも気にかけてくれる1人の男子生徒がいたんですよね。
その生徒はクラスの人気者で容姿もカッコよく勉強もピアノも出来て、周りから慕われるタイプの子でした。
その子と色々話し合っていくうちに、好きな音楽が一緒だったり、僕がギターをやっている事を伝えると、その子もギターを最近になって始めていた事を知りました。
そこから意気投合して一緒に練習したり、気づけば友達に!
友達にして良きライバル!
一緒に上達していけたら良いなぁ!
って最初の頃はそんなふうに思ってました。
ですが、ほぼ同じ時期にギターを始めたはずなのに、ある時からどんどん追い抜かされてしまったんですよね。
並んで走っていると思っていたら、自分よりも先を走っていることを知り、その焦りから頑張って練習していましたが、そのキョリは縮まらずむしろ開いていくばかりでした。
それでも友達は優しいので「一緒にギター弾こうぜ!」と声をかけてくれましたが、その優しさが僕にとっては正直つらくて...ライバルと思ってたからこそ負けたくなかったし、友達だからこそ対等でいたかった。
追っても追っても友達の背中はもっと遠のいて...
いつしかギターを弾いてるのが楽しくなくなり、むしろ苦痛に感じるようになっていました。
そして歩みを止めて追うことを諦めました。
名古屋に来て初めてできた友達なのに、気付けば自分からキョリを置くようになって、ギターもいつしか避けるようになりギターを始めて3ヶ月で挫折...
まぁ合う合わないあるし、ギターがたまたま自分に合わなかっただけだ!
そう自分に言い聞かせてギターを押し入れにしまいました。
今回はこの辺で!
最後までお読みいただきありがとうございます♪
次回もお楽しみに!